1994-06-07 第129回国会 衆議院 法務委員会 第3号
特に、私が思っておりますのは、免田栄さん、免田事件という再審無罪の判決がありましたが、その当時、もう十年前くらいですが、一九八三年くらいに、法務大臣が、これはゆゆしき問題ということで反省しましょうということを司法当局に、関係者に言っておりますし、その返す刀で、マスコミの犯罪報道等人権擁護についてということを検討してくれと、当時は秦野法務大臣だったそうでございますが、人権擁護の観点から検討を省内に促しております
特に、私が思っておりますのは、免田栄さん、免田事件という再審無罪の判決がありましたが、その当時、もう十年前くらいですが、一九八三年くらいに、法務大臣が、これはゆゆしき問題ということで反省しましょうということを司法当局に、関係者に言っておりますし、その返す刀で、マスコミの犯罪報道等人権擁護についてということを検討してくれと、当時は秦野法務大臣だったそうでございますが、人権擁護の観点から検討を省内に促しております
○筧政府委員 委員御指摘の昭和五十八年ごろでございますけれども、当時の秦野法務大臣の方から、人権擁護機関として、容疑者や被告人を呼び捨てにする問題など、マスコミによる人権侵害の問題について議論をし、その点についての世論を喚起してはどうかというような御示唆を受けたことがございます。
しかし、法務当局がもう十年くらい以前からこのことについて関心を持っておられて、秦野法務大臣が検討を命じられて、それで鋭意努力されておるだろうと私は思います。そこで、秦野大臣がこうして検討しろと言ったことに対して、どんなことをして、そしてどういうような成果を上げられてきたのか、このことについて法務当局にお伺いさせていただきます。
○神谷信之助君 おととしになりますが、一九八三年の五月の衆議院の法務委員会で我が党の林議員が当時の秦野法務大臣にこの問題で聞いたら、秦野法務大臣は、この事件が発生をした時期を考えると、大体戦後の混乱期で、正直言って警察の捜査なんか多少は荒っぽかった、そういう事実もあったのだ、だから、世の中が荒れておったその中の捜査だから、私は今の時期とは大分違うような感じがするというようにおっしゃています。
こういう事件について前の秦野法務大臣は、率直に言ってあれは戦後の混乱期なので、正直言ってその混乱期に警察の捜査が多少荒っぽかったということも事実なのでしょうねと、そういうことで捜査のずさんさを認められざるを得なかったような事情もあったわけです。
かつて秦野法務大臣の時代に、裁判官、検察官の給与についてはこれをさらに優遇するように根本的に見直しを図らなければならない、こういう国会でのお話がございましたけれども、現行の給与そのもの、体系はいろいろあるわけでありますけれども、それについて、現在、法務大臣としては根本的にこれを見直しをして優遇をする方向へ考えなければならぬというお考えはお持ちなのかどうか、お伺いをしたいと思います。
○佐藤三吾君 たしかこのときに、私は本会議で取り上げたので記憶しておるんですが、当時の秦野法務大臣がこの連合会の顧問か何かやって百万か何か報酬をもらっておったということで国会で問題になったことがあるのですが、これはどうですか、今現在で結構でございますが、こういう遊技機関係に関連する協会であるとか、もしくは個人の会社でも結構なんですが、警察関係のOBの天下りというのはどういう実態になっているんですか。
私は、第一審の判決があるまではやはり法務大臣の検事総長に対する指揮権の発動というものは法理的には考えられますから、あの審理の途中で秦野法務大臣に、公訴の取り消しというような指揮権の発動をすべきでないと思うかどうかという質問を予算委員会でしたわけです。秦野氏はそういう非常識なことはいたしませんということを言いましたから、これはそういうような事態というものは起こり得ないということを信じたわけですね。
○関嘉彦君 民社党・国民連合を代表しまして秦野法務大臣に質問いたします。 もともときょうは裁判官なんかの給与に関する委員会だと承っていたので、それであれば内閣委員会の方の審議が済まないうちは質問すべきでないと思って質問を放棄していたんですけれども、けさになって一般質問だということを聞きましたので、急にあなたに対して質問したいと思って取り上げたわけでございます。
最高裁判所事務 総局民事局長 兼最高裁判所事 務総局行政局長 上谷 清君 事務局側 常任委員会専門 員 奥村 俊光君 説明員 大蔵省銀行局中 小金融課長 朝比奈秀夫君 ───────────── 本日の会議に付した案件 ○検察及び裁判の運営等に関する調査 (秦野法務大臣
秦野法務大臣にお伺いしますが、また八百屋を出して失礼ですけれども、公務員に選挙運動をするなと言うことは、八百屋で魚を求めるようなものでございますか。
その人権の大事さということを秦野法務大臣が言っておる。つまり……
○国務大臣(中曽根康弘君) あなたは秦野法務大臣の発言は悪いと言っているから。私はなかなかいいことを言っているという意味の、こういう意味で私は秦野法務大臣はいいことを言っていると、そういうことを申し上げているわけです。
○飯田忠雄君 私は秦野法務大臣のお書きになった対談の雑誌は全部隅から隅まで読んでおりまして知っていますが、大体の内容はいまここで言うべきことではないと思いましたけれども、ついでだから申しますが、田中議員に対するいろいろの攻撃に対する弁護であるとしか思われません。
話を移しますが、秦野法務大臣、文春の十二月号に「大新聞は田中角栄をリンチにした」という表題の対談が載っております。ずっと読んでみますと大変なことを言っておられるのですね。田中被告を批判する者はすべてやり玉に上げておる。マスコミ、大衆運動、野党、検察庁、元最高裁長官、瀬戸山文部大臣、中曽根さんもやられていますよね。擁護したからやられたのかどうかしらないが、まあ一つ俎上にのせられております。
○国務大臣(中曽根康弘君) 秦野法務大臣は、いまここでもお聞きになったように非常に正直な人で、そして自分の職責については信念を貫いておる正義漢であり、情熱家であり、善人であると思います。私は得がたい人材だと思っておる。ただ、あの文藝春秋に出た点は、その言葉が走り過ぎた点がございます。
また、あろうことか、法を守るべき立場にある秦野法務大臣、ただいま総理は大変いい人だとか弁解をしておられましたが、この発言は言語道断でございます。ロッキード裁判の田中元総理をめぐる新聞報道を「巨大なリンチ」ときめつけております。
さらに許しがたいのは、秦野法務大臣の暴言であります。政治家に徳目を求めるのは八百屋で魚を求めるようなものなどと汚職政治を当然視する暴言は、みずから法務大臣の資格のないことを明白にしたものであり、全国会議員に対する重大な侮辱でもあります。総理に対し即刻罷免するよう強く要求いたしますが、明快な答弁を求めます。 総理は、行革は国民的な支持を受けていると強弁されています。
私は、秦野法務大臣を呼びまして注意をしたところでございます。あの内容を読んでみますと、なかなかいいことを言っている面もございます。しかし、やはり大臣としては懇切を欠き、説明不十分の点もあったと思います。懇切を欠き説明不十分であった。いま八百屋と魚屋の話が出ましたが、ああいう部分もそうだと私は思っています。
秦野法務大臣。 ————————————— 裁判官の報酬等に関する法律の一部を改正する法律案 検察官の俸給等に関する法律の一部を改正する法律案 〔本号末尾に掲載〕 —————————————
時局柄、まことに大任ではございますが、秦野法務大臣のもとに補佐役として、はなはだ微力ではございますけれども、最善の努力をいたしたいと存じております。 皆様方の御指導と御鞭撻を心からお願い申し上げまして、まことに簡単ではございますが、就任のごあいさつとお願いにかえる次第でございます。どうもありがとうございました。(拍手)
時局柄まことに大任ではございますが、秦野法務大臣のもとによき補佐役として、時代に即応した法務行政の推進のために、まことに微力ではありますが、最善を尽くしてまいりたいと存じております。 何とぞよろしく御指導、御鞭撻のほどをお願い申し上げる次第でございます。 簡単ではございますが、就任のごあいさつといたします。(拍手) ─────────────
しかも、中曽根総理自身、広く報道されているように、政局の重要問題で刑事被告人田中議員と連絡を取り、その了解のもとに行動していること、また、秦野法務大臣のたびたびにわたる指揮権発動を正当化する発言、後藤田官房長官の公然たる検察批判の言動などは、中曽根内閣の姿勢を立証して余りあるものと言わなければならぬのであります。
また、二月には、秦野法務大臣が、スパイ防止法を検討すべきだと発言して、言論や報道の自由を抑圧する違憲の法案制定の態度を示しました。さらに、角田法制局長官は、徴兵制度は別として、徴用や徴発は違憲でないと表明して、有事体制への道を具体的に進めるなど、憲法が保障する民主主義や基本的人権を侵害する姿勢を一段と強められているのであります。
○中島(武)委員 そうすると、念のためちょっと伺っておきますが、四月十二日の法務委員会で秦野法務大臣が「現実的には住宅政策という観点があるから、この方も建設省がしっかり関心を持っておらなければ困るし、それからいままで五階建てのマンションが古くなったから建てかえるときに七階にする、十階にするという問題が、土地有効利用の関係で当然あるわけです。むしろそっちの方にメリットが大きい。」と述べておられる。